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Story #6

ブランド立ち上げ12年、遂に THE OPENへ(2)

2023/10/16 UPDATED
ベノックユーザーの安森プロの全英オープン出場が決まり、「TOPメゾット」の田渕智寛プロ、ピジョンゴルフの羽藤嘉人氏、奥田の3人がサポートチームとして帯同することになりました。


「TOPメゾット」のメンバー3人は、7月20日からの全英オープンに先駆けて13日に現地入りしました。
というのも、今回の全英オープンの旅は「ボビー・ジョーンズの歴史を辿る旅」でもありました。
ボビー・ジョーンズは弁護士でありながら、「球聖」と呼ばれたゴルフ史を代表するゴルファー。1930年に世界の4大タイトル(全英アマ・全英オープン・全米オープン・全米アマ)を同一年度で総て制覇し、年間グランドスラム達成と同時に28歳という若さで引退した伝説の人物です。


13日の夜にマンチェスターに到着。翌日、私たちはリーズにあるムーアタウンゴルフクラブを訪れました。ムーアタウンゴルフクラブは、ゴルフ場設計家のアリスター・マッケンジーの処女作として知られたコースです。アリスター・マッケンジーは、ボビー・ジョーンズが引退後に「理想のコース」として造ったオーガスタ・ナショナルゴルフクラブの設計家でもあります。
16時の遅いスタートでしかも雨風が吹き荒れる中のプレー。イギリスらしい天気といえばそうなのですが、なかなか大変なラウンドでした。


翌15日にはリヴァプールに移動し、ワラジーゴルフクラブへ。ワラジーゴルフクラブは、ボビー・ジョーンズが1930年の全英オープンへの切符を手に入れたコース。ボビー・ジョーンズも、ここワラジーの後に、ロイヤルリバプールゴルフクラブで全英オープンを戦ったのです。
しかしここでも風速15メートルの中でのプレーで、まさに自然との戦い。体力や技術だけでは敵わないことを思い知らされ、イギリス特有の風と芝生を熟知している現地キャディの大切さを実感しました。


(3)へ続く
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