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Story #7

ブランド立ち上げ12年、遂に THE OPENへ(3)

2023/10/30 UPDATED
16日は会場であるロイヤルリバプールゴルフクラブに、安森プロ、辻本キャディが到着しました。


16日にはドライビングレンジやアプローチ練習場での練習をし、翌日からは朝から晩までつきっきりで練習ラウンドを行いました。グリーンの傾斜を計測したり、風の向きのデータを取って辻本キャディに伝えたりして、3日でおおかたコースの攻め方はわかりましたが、問題はやはりイギリス特有の風です。その上、ティーイングエリアとグリーンに観客席のスタンドがある影響で、ショートホールの風がとても読みにくいのです。


練習ラウンドの3日間でそのことがわかっていたので、本番では辻本キャディもショートホールの風には注意していましたが、現地キャディに比べてコース特有の情報量に差がある中で風を読むことは難しかったと思います。結果的にショートホールのパーオン率が低く、それが敗因となりました。
全英オープンは、その地形から「自然との闘い」といわれます。自然の予測不可能な力に立ち向かうもので、それは「情報戦」でもあります。今回は大きなミスもなかったため「大舞台での情報戦で負けた」といえるかもしれません。


安森プロが惜しくも予選通過を逃したことは残念なことでしたが、パットに悩んでいた安森プロがベノックパターで全英オープン出場を叶え、パターコーチとして参加できたことはとても光栄です。
少々弾丸でしたが、「TOPメソッド」の田渕プロ、羽藤氏という最強サポートメンバーとともに、ボビー・ジョーンズゆかりのコースも巡ることができました。
私事ですが、渡英前の数ヶ月間、原因不明の体調不良に悩まされていたのですが、不思議なことにロイヤルリバプールゴルフクラブでの練習ラウンド最終日の19日、嘘のようによくなっていました。連日、朝食しか食べずに2万歩以上歩いて身体が浄化されたのか、もしかしたら、ボビー・ジョーンズが助けてくれたのかもしれません。


安森プロと辻本キャディはまだ25歳と若く、将来のあるペアです。
これからも、安森プロと辻本キャディ、ベノックパター、そして「TOPメソッド」サポートチームにご注目ください!
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