2023年5月、ベノックオリジナルのカーボンシャフト「アジーレ」「アフィラーテ」「アフロディーテ」の三部作が完成しました。
今回は、ベノックのシャフトのストーリーをお話しましょう。
ベノックブランドを立ち上げた当初、まずはパターを創り、次にグリップ、シャフト、ウエッジ、ウエッジシャフト、ドライバーシャフトという順番が構想にありました。
パターについては、皆さんご存知の通り、ベノック独自の「バランスアングル理論」に基づいたフィッティングとそれを具現化する設計、ワンチャック5面仕上げ加工やシークレットダイヤフェイスなど、既成概念の枠を超えたアイデアと技術力で次々と理想を実現させ、現在に至ります。
そして次なるはシャフトです。ベノックパターが理想に近づくほどにシャフトの自社開発の必要性を感じ、2021年秋より着々と計画を進めていました。そして2023年5月に「アジーレ」「アフィラーテ」「アフロディーテ」というカーボンシャフトの三部作が完成し、ようやくみなさまにお届けできることになりました。
三部作の中で最初に完成したのは「アジーレ」です。
「アジーレ」は、切り返しテンポがゆっくりめの人のために開発しました。これまでベノックのシャフトは日本製のスチール製シャフトを使用していましたが、さらに芯を外した時にも打感を損なわないシャフトを追求し、素材にカーボンを採用しています。
そして「アフィラーテ」は、切り返しテンポが速い人に向けて。こちらはすでに男子プロの多くが使用しており、高評価を得ています。
開発に一番時間がかかったのが「アフロディーテ」です。
「アフロディーテ」は、ジュニア選手や身長の低いゴルファー用です。パターはシャフトが長いほどタッチが出しやすくなります。「アジーレ」を33インチ以下に短くしたときに同様の性能を発揮するようにするにはどうすればよいのか、その設計には少々時間がかかりました。従来の短尺パターは単純に長いものを切って製造されますが、ベノックはその常識を覆し、「短くすること」を前提に設計することで、短くてもシャフト本来の性能を発揮し、短いパターでフィーリングに絶妙に合うものが完成しました。
「短くすること」を前提に設計されたシャフトは「アフロディーテ」が業界初ではないかと思います。33インチ以下を使用している男性1名、女性5名のプロたちに試してもらったところ、全員が「一度使うと他のシャフトでは打ちたくない」というほどの高評価を得ています。
これらカーボンシャフト3部作をもって、ベノックのパター構想は完成です。
カーボンシャフトは、適切なしなり感が得られるだけでなく、スチール製に比べてミスの影響が出にくいというメリットもあります。ぜひ次回、フィッテイングに来られた際にはベノックのシャフトの性能にも注目してみてください。
今回は、ベノックのシャフトのストーリーをお話しましょう。
ベノックブランドを立ち上げた当初、まずはパターを創り、次にグリップ、シャフト、ウエッジ、ウエッジシャフト、ドライバーシャフトという順番が構想にありました。
パターについては、皆さんご存知の通り、ベノック独自の「バランスアングル理論」に基づいたフィッティングとそれを具現化する設計、ワンチャック5面仕上げ加工やシークレットダイヤフェイスなど、既成概念の枠を超えたアイデアと技術力で次々と理想を実現させ、現在に至ります。
そして次なるはシャフトです。ベノックパターが理想に近づくほどにシャフトの自社開発の必要性を感じ、2021年秋より着々と計画を進めていました。そして2023年5月に「アジーレ」「アフィラーテ」「アフロディーテ」というカーボンシャフトの三部作が完成し、ようやくみなさまにお届けできることになりました。
三部作の中で最初に完成したのは「アジーレ」です。
「アジーレ」は、切り返しテンポがゆっくりめの人のために開発しました。これまでベノックのシャフトは日本製のスチール製シャフトを使用していましたが、さらに芯を外した時にも打感を損なわないシャフトを追求し、素材にカーボンを採用しています。
そして「アフィラーテ」は、切り返しテンポが速い人に向けて。こちらはすでに男子プロの多くが使用しており、高評価を得ています。
開発に一番時間がかかったのが「アフロディーテ」です。
「アフロディーテ」は、ジュニア選手や身長の低いゴルファー用です。パターはシャフトが長いほどタッチが出しやすくなります。「アジーレ」を33インチ以下に短くしたときに同様の性能を発揮するようにするにはどうすればよいのか、その設計には少々時間がかかりました。従来の短尺パターは単純に長いものを切って製造されますが、ベノックはその常識を覆し、「短くすること」を前提に設計することで、短くてもシャフト本来の性能を発揮し、短いパターでフィーリングに絶妙に合うものが完成しました。
「短くすること」を前提に設計されたシャフトは「アフロディーテ」が業界初ではないかと思います。33インチ以下を使用している男性1名、女性5名のプロたちに試してもらったところ、全員が「一度使うと他のシャフトでは打ちたくない」というほどの高評価を得ています。
これらカーボンシャフト3部作をもって、ベノックのパター構想は完成です。
カーボンシャフトは、適切なしなり感が得られるだけでなく、スチール製に比べてミスの影響が出にくいというメリットもあります。ぜひ次回、フィッテイングに来られた際にはベノックのシャフトの性能にも注目してみてください。